2014/7/18

機械と人間 入社一年目の軌跡

機械は人間みたい

中国上海からきた、入社一年目の営業技術者です。
御縁があり、横山特殊ミシンに入社いたしました。

先週、初めて、私が担当しているお客様の刺繍機を、納品しました。
設置の関係で苦労はしたものの、順調に納品が進み、
今までお使いいただいていた機械をだして、
無事に新しい機械に入れ替えることが出来ました。

機械は人間みたいで、
恐らく今まで使っていた機械は、
落ち込んでいるのではないでしょうか。

機械は人間と同じ、感情もあるはずです。
調子よくなったり、悪くなったりします。

ミシンを運ぶ時に気を付けなければ、人間と同じで、傷ついたら見た目はよくない、錆にもなりやすいでしょう。
また、高さを水平に調整しないと、ミシンは気持ちが悪くて、うまく回せないでしょう(人間が丸田の橋をわたる時と同じで、水平じゃないと危険です)。

人間お風呂に入るのと同じで、私たちがしっかり掃除してあげると、ミシンは頑張ってくれます。

私たちが10キロを走った場合に、水を飲まず栄養を取らずに走れば、休憩をしても、倒れてしまう可能性があります。
ミシンも同様で、長時間刺繍する場合は、給油します。(人間のご飯と同じ)。
そうすると、ミシンは必ず元気をだして、頑張ってくれるのです。

たまに、ミシンは具合が悪くなります(人間の病気と同じ)。そのときは私たちの出番です。人間が病気になった時は、病院へ行きます。

もちろん新たに生まれた刺繍機も販売しますが、
私たちはミシンの医者でもあります。

刺繍機の具合が悪くなった場合、
私たちは様子を見てあげて、重要な部品を直したり、
場合によっては交換します。

何十年もお使いいただいている(既に部品の製造も終わってしまった)ミシン達は、私たちは責任とって、処分します(お葬式みたいかな)。

以上のことを考えれば、ミシンと人間の関係は一緒で、
私たちと同様に、ミシンも一生懸命頑張ってくれると思います。

納品時の様子
納品時の様子

ホームへ先頭へ前へ戻る